ラピス犬訓練blog

兵庫 ラピス ドッグスクール代表のおやじが、不慣れなパソコンと 格闘しながら書いてます。 御見苦しい内容もあるかもしれませんが、よろしくお願いします!

2014年11月

海外では定説となっている「犬の1年は人間の7年に相当する」法則は本当なのか?

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 英語では「ドッグイヤー(dog year)」という言葉がある。これは、「犬は人間の7倍ものスピードで成長する」という説から、「速さ」のたとえとして使われている。

 海外において「人間の1年=犬の7年」は定説となっており、ほとんどの犬の飼い主たちは犬は人間の7倍の速度で成長していると信じている。だがもし本当なら15歳になった犬は人間にすると105歳となってしまう。

 この法則のいったいいつ頃からつかわれはじめたのだろう? その起源はいまだ明らかにされていないが、「犬の1年は人間の7年に相当する」という説には明らかに矛盾点がある。犬は1歳で生殖行為が可能だが、人間は7歳では不可能だ。また多くの犬は15年以上生きるので、人間年齢が100歳を超える犬がごろごろいるということになる。

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グーグルで「人間の1年」と検索すると、ずらずら出てくる「人間の1年=犬の7年」というワード
 
 数十年前から研究者たちはこの矛盾点に気が付いていた。1953年にフランスの研究者が出版した本には、犬は生まれて最初の1年は人よりも15倍から20倍は早く年を取るが、そのペースはすぐに遅くなり、最終的に人間の1年が犬の5年に相当するようになると書かれている。

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 だがそれでもまだ単純すぎる。ほとんどの飼い主が知っているように、犬の種類によって寿命の長さに違いがあるのだ。小さい犬種より大きな犬種のほうが寿命は短めである。ある研究者が試算したところによると、10歳の小型犬は人間でいえば56歳だが、大型犬なら66歳で、さらに大きい超大型犬なら78歳に相当するという。更に複雑な事には、一部の種においては、同サイズの犬種とまったく違う老化のスピードをたどるという。

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 ということで「犬は人間の7倍年をとる」という話はまったくあてにならないという結論にいたったわけだが、この人気の定説は当分の間言われ続けることになりそうだ。

via:priceonomics・原文翻訳:Erene

ちなみに正確な換算の仕方はこうだそうだ。

■0歳~2歳まで

・小型犬:1年×12.5歳
・中型犬:1年×10.5歳
・大型犬:1年×9歳

■3歳以降

【小型犬】
・ミニチュアダックスフンド:1年×4.32歳
・ボーダーテリア:1年×4.47歳
・ラサ・アプソ:1年×4.49歳
・シーズー:1年×4.78歳
・ウィペット・ミディアム:1年×5.30歳
・チワワ:1年×4.87歳
・ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア:1年×4.96歳
・ビーグル:1年×5.20歳
・ミニチュア・シュナウザー:1年×5.46歳
・コッカー・スパニエル:1年×5.55歳
・キャバリア・キングチャールズ・スパニエル:1年×5.77歳
・パグ:1年×5.95歳
・フレンチブルドッグ:1年×7.65歳

【中型犬】
・スパニエル:1年×5.46歳
・ラブラドール・レトリバー:1年×5.74歳
・ゴールデンレトリーバー:1年×5.74歳
・スタッフォードシャー・ブル・テリア:1年×5.33歳
・ブルドッグ:1年×13.42歳

【大型犬】
・ジャーマン・シェパード・ドッグ:1年×7.84歳
・ボクサー:1年×8.90歳
via:bb

1000の言葉を理解する、世界一賢い天才犬のチェイサーさん。

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 今年10歳になるメスのボーダーコリー、チェイサーは、1,000を超える単語を理解する世界一賢い犬として知られている。飼い主のジョン・ピリー博士は、米サウスカロライナ州ウォフォード大学の名誉教授でもある心理学者で、チェイサーを家に迎えた2004年から言語訓練を始めた。


Chaser: Unlocking the Genius of the Dog Who Knows a Thousand Words

 ピリー博士は、チェイサーの知能は人間の2歳児と同じぐらいだといい、言葉を教える方法も幼児に対するそれと共通する部分があると語る。また、ボーダーコリーがとりわけ賢い犬種であることは事実だが、どんな種類の犬でも人間の幼児と同程度の認知能力を獲得する可能性を秘めているという。

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ピリー博士とチェイサー

 犬でも幼児でも、「遊び」を通した言語学習が最も効果的だとピリー博士は言う。チェイサーの能力の開花の瞬間は彼女がまだ5カ月の子犬だった頃だ。大好きなおもちゃには名前があるという概念を理解したときだという。た。

 ピリー博士の言語訓練の基礎には、牧羊犬であるボーダーコリーの本能に訴えかける「見つける」「追いかける」「取ってくる」「集める」動作を含めたおもちゃを使ったゲームがある。本能に基づく遊びは、チェイサーにおもちゃは価値があるものだという認識を与え、ひいてはそのおもちゃに付随する言葉にも価値を与えることになる。

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 結果、最初の3年間で、週に5日、1日5時間の訓練を受けたチェイサーは、800個のぬいぐるみと116個のボール、106個のフリスビーやプラスチック玩具という、合計1,022個のおもちゃにそれぞれ付けられた固有の単語をすべて覚えた。その単語群には、名詞はもちろん、動詞や前置詞、形容詞まで含まれているが、チェイサーは名詞と動詞が異なることや、それぞれを組み合わせることができることも理解している。

 さらにチェイサーは、たとえばあるお気に入りのおもちゃには、「フランクリン」という固有名詞と「おもちゃ」という普通名詞という、2つ以上の名前が付随するケースがあることもわかっている。最近では、「フリスビーまで、ボール、持っていく」といった3語からなる指示もちゃんと理解するという。

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 実は、人間の最良の友と言われる犬の知能については、霊長類やイルカの知能の研究ほど進んでいない。しかし実験によれば、「指差し」ジェスチャーの意味を、ほとんどの犬が理解するのに対して、人間に最も近いとされるボノボやチンパンジーはそれができないという。

 いずれにしても、人間の尺度で動物の知能の程度をはかることはできないが、長い歴史のなかで人間との友好な関係を築き上げてきた犬は、人間特有の能力とされる言語の実験に最適な存在であることは間違いないとピリー博士は語っている。


The Dog Who Knows 1,000 Words

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